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アメリカのトランプ大統領について、マスメディアでは、他国に威圧的な行動をとる好戦的な人物で、世界秩序を乱すという論評がほとんどである。だが、ノーベル平和賞を狙っていると言われるトランプ氏は、進め方こそ従来とは異なるものの、核の削減や和平に向け着実に行動しているとの評価もある。
11月11日、特別国会が召集され、自民党の石破茂総裁が首班指名された。先の衆議院選挙で自民・公明が過半数割れしたことで首班指名は決選投票で決まる薄氷の勝利だったが、少数与党政権が厳しい再スタートをきることになった。
岸田文雄首相が4月8日から14日までアメリカを国賓待遇で訪問した。11日には連邦議会上下両院合同会議で演説を行った。訪米前には「国際社会が歴史的な転換点を迎える中で、未来に向けた演説にしたい」と語っていたが、内容はどうだったか。